血圧には気を付けましょう

春に予定されていた健康診断が新型コロナ感染症の影響で秋に延期になった事業所も多かったようですが、今年の健康診断結果はお手元に届きましたでしょうか?

健康診断の全国の有所見率(何かしら異常な所見がある率)はここ数年50%を超えています。もっとも有所見率が高いのが血中脂質で約30%、次に血圧で約16%、そして肝機能異常約15%となっています。

いずれも生活習慣が原因となることが多く、食生活や運動習慣が改善の鍵となりますが、残業や業務の関係で規則正しい生活を送れていない方も多いと思います。

今回は2番目に多い血圧について今回は取り上げてみます。

血圧の原因には本態性高血圧と二次性高血圧があり、日本では食生活(塩分摂取量、飲酒など)、肥満、睡眠時無呼吸症候群などに伴う二次性高血圧が大部分を占めています。

一般に高血圧とは最高血圧(収縮期血圧)が140 mmHg以上または、最低血圧(拡張期血圧)が90 mmHg以上の場合をいいます。

厚生労働省 e-ヘルスネットから転載

最高血圧が130 mmHg、最低血圧が80 mmHgを超えてくるようですと高血圧症の予備軍の可能性があります。

高血圧だけでも血管への負荷が大きく、動脈硬化や脳出血の要因となりますが、有所見率1位の高脂血症や糖尿病などの生活習慣病の合併も多く、より動脈硬化を進めてしまい、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった死につながる病気の発生につながります。

日本人は食生活、とくに塩分摂取過剰による高血圧の割合が大きいと言われています。食塩は1日6gを目安に食生活を見直してみませんか?

料理の際にも味の濃さを塩分ではなく、出汁で調整する工夫もひとつです。コンビニやスーパーマーケットのお惣菜、お弁当には塩分量が書いてありますし、食堂でも塩分量が記載されているところが多くなっています。意外なところで塩分が入っていることに気づくと思います。3食ともなりますとそれなりの塩分量になりますから、明日からでも気を付けてみましょう。

この記事を書いた人

Medlich Kanazawa